花のお手入れについて


バラはデリケートで強い花ではありませんが、手をかけて育てるとより長く楽しむことができます。


  1.  花瓶の中に雑菌が多いとすぐに枯れる原因になりますので、花瓶は食器用洗剤(中性洗剤)で綺麗に洗いましょう。

  2. 茎を清潔に保つために、保水の為のゼリーが付いている場合やぬめりがある場合には水で綺麗に洗い流しましょう。

  3. 上の葉を1,2段残して残りの葉を取り除きましょう。せっかく吸い上げた水が葉から蒸発してしまうと水分が足りなくなり、花が弱る原因になりますし、葉が水に浸っていると雑菌が増えてしまいます。トゲがある場合はトゲも切り落としましょう。(バラのトゲはキケンですので、手袋を使用するなど注意して作業をしてください。)

  4. 根本から1.5センチ程度まで雑菌が繁殖しますので、2センチ〜3センチのところを斜めに切ります。切断面を広くすることで多くの水を吸い上げることができます。

  5. 長く楽しむために延命剤(鮮度保持剤)の使用をおすすめします。
    水の量は下から10㎝~15㎝を目安にしてください。茎が水に浸りすぎると傷みやすくなりますので、水を多くしない様に注意してください。
    水を替える頻度は、3~4日を目安にしてください。(季節にもよりますが、水が少し濁ってきたら替えてください。夏は毎日替えることをおすすめします。)
    水を替える度に茎先を洗い1~2cm斜めに切りましょう。
    花瓶も毎回洗って清潔に保ちましょう。

  6. バラの適温は15度~25度ですが、涼しい場所がおすすめです。直射日光が当たる場所、高温多湿な場所、エアコン等の風が当たる場所は避けてください。